英ジョンソン首相の「右腕」が辞職の危機…自己隔離としながら実家を訪れる(提供:news1)
英ジョンソン首相の「右腕」が辞職の危機…自己隔離としながら実家を訪れる(提供:news1)
今年3月に封鎖令を破ったことが遅れて知られることになり、辞職に追い込まれている英国ボリス・ジョンソン首相の主席補佐官を首相官邸が擁護した。幼い息子を預けるために400キロ離れた実家を訪れたのは、犯罪ではなくむしろ合理的な行動だと主張した。ドミニク・カミングス補佐官は、ジョンソン首相の「右腕」などと呼ばれる内閣の重要な人物である。

ロイター通信によると23日、首相官邸の報道官は、ドミニク・カミングス補佐官が封鎖令を破ったのは、彼の幼い息子を両親に預けるための行動だったと説明した。妻が新型コロナウイルスに感染し、本人も健康ではないので、息子の世話をする人が必要だったとしている。

首相官邸の報道官は「彼の行動はコロナウイルスのガイドラインに準拠している」とし「彼は合理的かつ合法的に行動したと信じている」と述べた。ボリス・ジョンソン内閣の最高官僚の一人であるマイケル・ゴーブ国務調整室長も「妻と子どもの世話をすることは犯罪ではない」とドミニク・カミングス補佐官をかばった。

これに先立ち、英紙ガーディアンなどは、厳格な封鎖令が施行されている3月末に、彼が新型コロナウイルスの症状が出ていたにもかかわらず、英国北部のダラムまで400kmを移動したと報じた。英国の封鎖令のガイドラインでは、食べ物や薬品のような必需品が必要としない限り家に滞在し、家族構成員を訪問することも自制しなければならないとされている。
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