韓国中央防疫対策本部 患者管理チーム長は記者会見で「小児・青少年多器官炎症症候群は、ヨーロッパと米国そして世界保健機構(WHO)などで使用し提示している検査方法、事例定義、調査方式を韓国で適用できるよう、専門家たちに諮問している」と語った。
つづけて「この過程を終えれば、韓国で監視および調査法を確定し、来週ごろから監視・調査システムを始められるようにする」と付け加えた。
小児・青少年多器官炎症症候群にかかった児童は、高熱、発疹、目の赤み、むくみなど川崎病に似た症状をみせるが、新型コロナウイルス感染症の代表的な症状である呼吸器症状は表れない。明確な発病原因は明らかになっていないが、新型コロナによる免疫の副作用である可能性があげられている。
この疾病は先月にヨーロッパで最初に報告されたのち、米国などの欧米圏の国々に拡散している。現在13か国で患者が報告されていて、韓国ではまだ患者の発生や疑いのある事例は報告されていない。
最近では、この疾病は若い成人にも表れている。米国ではニューヨーク州立病院に20代前半の患者数人が小児・青少年多器官炎症症候群により入院したと去る22日(現地時間)報道された。
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