「診断キット購入支援に感謝…文在寅大統領の訪問などを要請」=ジョージア大統領(提供:news1)
「診断キット購入支援に感謝…文在寅大統領の訪問などを要請」=ジョージア大統領(提供:news1)
サロメ・ズラビシュヴィリ・ジョージア大統領は21日、ムン・ジェイン(文在寅)大統領に「ジョージアにおける新型コロナウイルスの対応の過程で、韓国政府が診断キットを購入できるように支援しもらったことに深い謝意を表す。その品質にとても満足している」と伝えた。

文在寅大統領は同日午後4時から35分間、サロメ・ズラビシュヴィリ大統領と電話会談を行ったと、ユン・ジェグァン大統領府副報道官が書面で伝えた。今回の電話会談は、サロメ・ズラビシュヴィリ大統領の要請で行われ、両国首脳間の最初の対話である。

文在寅大統領は「ジョージアでも新型コロナウイルスにより感染者と死者が一部発生したことについて、慰労と哀悼の意を伝える」とし「ジョージア政府が、サロメ・ズラビシュヴィリ大統領のリーダーシップの下、同ウイルス発生初期から迅速かつ効果的に対応して、今週末に国家緊急事態が終了するなど、正常に制御している」と評価した。

サロメ・ズラビシュヴィリ大統領は「韓国政府の効果的な新型コロナウイルスへの対応が全世界の模範となっている」と答えた。

文在寅大統領は「18日に世界保健総会の招請演説で「みんなのための自由」の精神を強調した」とし「新型コロナウイルスの事態克服のためには、国際的連帯と協力が何よりも重要だ」と強調した。また「韓国の新型コロナウイルスの防疫と治療の経験と臨床データなどをジョージア側と引き続き共有していく」と述べた。

サロメ・ズラビシュヴィリ大統領は、両国間のFTA締結のための協議を着手、駐ジョージア分館の大使館昇格、文在寅大統領のジョージア訪問を要請した。これに対して文在寅大統領は、両国関係当局間の緊密な協議をしていこうと答えた。
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