韓国史上最悪の性犯罪 ”n番部屋事件”、「博士部屋」有料会員2人に逮捕状=「犯罪団体加入罪」初適用(提供:news1)
韓国史上最悪の性犯罪 ”n番部屋事件”、「博士部屋」有料会員2人に逮捕状=「犯罪団体加入罪」初適用(提供:news1)
韓国警察が未成年者の性搾取物を製作し配布した「Telegram(テレグラム)」内のチャットルーム「博士(パクサ)部屋」の有料会員2人に対して逮捕状を申請した。

 ソウル地方警察庁デジタル性犯罪特別捜査団は21日、「博士部屋」の有料会員2人に対して前日(20日)、児童・青少年の性保護に関する法律違反(児童性搾取物配布など)の疑いで逮捕状を請求したと明らかにした。彼らに対する逮捕状の容疑に犯罪団体加入罪も適用した。検察は、警察の令状申請を受け入れ、裁判所に拘束令状を請求した。

 今回の令状請求は、警察と検察が「博士部屋」事件について、「犯罪団体加入罪」を初めて適用したという。犯罪団体加入罪は、犯罪団体組織罪と刑法上適用される法曹が同一だ。

 検察は「博士部屋」が有機的な結合体だと判断し、チョ・ジュビン(25)らに対して、犯罪団体組織罪の適用を検討していた。起訴後、犯罪団体組織罪が認められれば、組織の中の地位とは関係なく全員を目的とした罪に定められた刑で処罰することができる。犯罪団体組織罪は「死刑、無期又は長期4年以上の懲役に該当する犯罪を目的に団体を組織した場合」に成立する。

 警察は13日までに「博士部屋」の有料会員20人余りを追加立件し、現在まで60人余りを捜査中だ。

 警察関係者は「今後も有料会員のうち、犯罪に積極的に同調して加担した者に対して、犯罪団体加入罪を適用する予定だ」と明らかにした。


■事件の概要

去る2018年12月から2020年3月にかけて若い女性を中心に性的搾取や暴行にさらされ、そのようすがSNS上で”売買”されていた事件。
匿名性が強く、実態がわかりづらいメッセンジャーアプリケーション「Telegram(テレグラム)」内に設置された極秘のチャットルームで若い女性を中心に脅して撮影させた映像を公開し、これを有料公開としていた。各チャットルームが「1番部屋、2番部屋」などと数字がふられていたことから、総称して「n番部屋事件」と名付けられた。

レイプ動画などの過激な映像が閲覧できるチャットルームには、日本円で10万円を超える料金を請求するなど、部屋をレベルに分けるなどしていた。
韓国女性団体が主張している閲覧者は20万人以上と報じられているが、正確な人数は未だ把握されていない。


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