韓韓国の防疫当局「高校生の検体を最優先に検査・迅速に通知」=20日から高3登校開始(提供:news1)
韓韓国の防疫当局「高校生の検体を最優先に検査・迅速に通知」=20日から高3登校開始(提供:news1)
韓国の防疫当局が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)状況の中、段階別の新学期開始を翌日(20日)に控え、関連機関とのホットライン設置や高校生の検体の最優先検査など、迅速な管理に乗り出すと明らかにした。

 クォン・ジュンウク中央防疫対策本部副本部長は19日午後、定例ブリーフィングで「高校3年生の登校を控えて、教育機関と保健所のホットラインを構成し、各教育庁と自治体の疫学調査対応チームを事前に構成するなど関連機関間の協力システムを構築し、迅速な情報共有と対応に万全を期している」と明らかにした。

 教育当局は来る20日から高校3年生を対象に、段階別の新学期開始を準備している。当初13日に予定されていた新学期開始を、イテウォン(梨泰院)のクラブ発端の新型コロナウイルス感染が大きく増えたため、1週間延期した。

 教育部は20日の高校3年生を皮切りに、27日に高校2年生、中学校3年生、小学校1年生、幼稚園6月3日には高校1年生、中学校2年生、小学校3年生、6月8日には中学校1年生、小学校5年生が順次、登校を始めるという立場だ。

 まだ保護者の憂慮は大きいが、これ以上、新学期開始の日程を延ばすことは難しいということだ。

 これを受けて、防疫当局では迅速対応や事前スクリーニングで備える計画だ。

 主な内容としては△教育機関‐保健所のホットライン構成など、関連機関の協力システムの構築 △学生・教職員の発熱及び呼吸器症状時は登校・出勤を控え、個人衛生規則の順守 △教室入室前の発熱検査実施及び疑いのある症状時は別途の場所で待機 △感染者が発生した場合、すべての学生・職員への帰宅措置 △学生・学校関係者の検体最優先検査・迅速な結果の通知 などを準備している。

 また、エアコンを通じた感染に備えて、頻繁な換気や給食中の対話自粛などの原則を打ち出した。



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