朴範界氏(資料写真)=(聯合ニュース)
朴範界氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国与党「共に民主党」の朴範界(パク・ボムゲ)国会議員は18日、旧日本軍の慰安婦被害者を支援する市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)の前理事長で、4月の総選挙で同党の比例政党から当選した尹美香(ユン・ミヒャン)氏に絡みさまざまな疑惑が浮上していることについて、「世論の風向きが良くない」とし、「党が本人の釈明、検察の捜査をただ待つのは難しい状態になる可能性がある」と懸念を示した。ラジオ番組で語った。 尹氏を巡っては、同氏が代表を務めていた「韓国挺身隊問題対策協議会」(現・正義連)が2013年、寄付金で被害者のための憩いの場としてソウル郊外の安城市にある建物を相場より高い価格で購入していた疑いなどが持ち上がっている。この売買契約を仲介したのは、今回の総選挙で共に民主党の公認候補として安城市で当選した?圭ミン(イ・ギュミン)氏だったことが分かっている。 朴氏は、建物の購入を巡る疑惑について尹氏が「今日中に説明すべきだ」と指摘。尹氏の父親がこの建物の管理を担っていたことに対しては、「公私が区分されていないのは明白だ」とした。 朴氏は「(正義連を巡る)問題を提起した(慰安婦被害者の)李容洙(イ・ヨンス)さんの背後に誰かがいようといまいと、無条件で『親日的攻勢』とばかり断定するのは難しい」と述べ、「一般国民の法感情といわゆる国民情緒法、ひいては普遍的な感情に合致するのかという基準で捉える必要がある」と指摘した。
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