大韓航空の貨物機(手前)=(聯合ニュース)
大韓航空の貨物機(手前)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国航空最大手の大韓航空が15日に発表した今年1~3月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業損益は566億ウォン(約48億円)の赤字だった。 売上高は2兆3523億ウォンで、前年同期比22.7%減少した。当期純損失は6920億ウォン。 旅客部門は新型コロナウイルス感染拡大の影響で需要が減ったものの、貨物部門は旅客機を貨物機に転用するなどして業績を伸ばした。 当初は1~3月期に2400億ウォン程度の営業損失を出すとみられていたが、売り上げの20%ほどを占める貨物部門が好調だったことに加え、燃料費や人件費などが減ったことで、予想より赤字幅が縮小した。 大韓航空は新型コロナの影響が長期化する中、さらに状況が悪化することが予想される4~6月期も効率的に航空機を運用することで、利益を出す努力を続ける方針だ。
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