15日、キョンブク(慶北)地方警察庁によるとムン容疑者とチョ容疑者はことし1月ごろに初めて対話したと確認され、2人の「接点」に焦点をあてて捜査を進めている。
また、先ごろオンラインを通して「ムン容疑者の共犯」として注目されていた女性は、偽物である可能性が高いと伝えられた。
「共犯の女性」について警察関係者は「現時点までに確認された事柄はない」と明かした。
■事件の概要
去る2018年12月から2020年3月にかけて若い女性を中心に性的搾取や暴行にさらされ、そのようすがSNS上で”売買”されていた事件。
匿名性が強く、実態がわかりづらいメッセンジャーアプリケーション「Telegram(テレグラム)」内に設置された極秘のチャットルームで若い女性を中心に脅して撮影させた映像を公開し、これを有料公開としていた。各チャットルームが「1番部屋、2番部屋」などと数字がふられていたことから、総称して「n番部屋事件」と名付けられた。
レイプ動画などの過激な映像が閲覧できるチャットルームには、日本円で10万円を超える料金を請求するなど、部屋をレベルに分けるなどしていた。
韓国女性団体が主張している閲覧者は20万人以上と報じられているが、正確な人数は未だ把握されていない。
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