コロナ検査キット「不良率48%」＝トランプ大統領の検査結果も信じられない？

米国のホワイトハウスで使用されている新型コロナウイルス感染症診断キットの約半分が陽性症例を陰性と誤って判断していたことが判明した。

これにより、2人の感染者が確認されたことで慌ただしくなっているホワイトハウスは、再び議論に包まれることになった。

検査キット2つのうち1つの割合で誤って判断されるなら、ドナルド・トランプ大統領の検査結果も信じられないからである。

AFP通信によると、ニューヨーク大学ランゴーン医療センターの研究チームは13日(現地時間)、バイオテクノロジー論文の事前公開サイトであるバイオアーカイブ(BioRxiv)に「米国の製薬会社アボットの診断キット(Abbott ID NOW platform)で、最大48%が誤って判断されている」と明らかにした。

新型コロナ検査キットの不良率に対する研究結果が公表されたのは異例である。