韓国のチョン・セギュン(丁世均)首相は13日、ソウル・イテウォン(梨泰院)のクラブから広まった集団感染と関連し、「時間の問題があるだけで、梨泰院にいた訪問者全員を探し出す」とし、「万が一にも、自分は大丈夫だと思いながらも(申し出を)躊躇(ちゅうちょ)してしまうと、より深刻な状況に直面する」と警告した。

 丁首相は13日午前、政府ソウル庁舎で新型コロナウイルス感染症に対応する中央災難(災害)安全対策本部会議を主宰し、「自発的に深刻することを最後にお願いする」とし「待つことのできる時間は、もう残っていない」と強調。国民へ協力を呼びかけた。

 前日(12日)までに梨泰院クラブ関連の感染者は少なくても108人と確認された。

 丁首相は「現時点までに2万人の検査を完了したが、まだ連絡がつかない方々が多くいる」としながら、「もう一度申し上げるが、今すぐに近くの保健所や選別診療所を訪問してほしい」と要請した。


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