外出自粛により対面サービスを行う業種の雇用が特に大きな影響を受けている(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
外出自粛により対面サービスを行う業種の雇用が特に大きな影響を受けている(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が13日発表した雇用動向によると、4月の失業率は4.2%で前年同月比0.2ポイント改善し、失業者数は117万2000人で同7万3000人減少した。だが、就業者数は47万6000人の大幅減となった。新型コロナウイルスの感染拡大で消費活動が抑制され、雇用に大きな打撃を与えている。

 

 4月の就業者数は2656万2000人にとどまった。前年同月比47万6000人という落ち込み幅は、アジア通貨危機の影響が残る1999年2月(65万8000人減)以来、21年2か月ぶりの大きさ。前年同月比の就業者数の増減は、昨年12月から今年2月まで連続で40万人超の伸びをみせたが、3月は19万5000人の減少に転じ、4月はマイナス幅が拡大した。

 統計庁の殷淳鉉(ウン・スンヒョン)社会統計局長は「新型コロナウイルスの感染拡大防止策として集まりや外出の自粛が続いており、観光客も急減した。宿泊・飲食業と教育サービス業を中心に就業者が減少した」と説明した。


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