梨泰院クラブでの集団感染、5月連休前から新型コロナ侵入か=韓国(画像:news1)
梨泰院クラブでの集団感染、5月連休前から新型コロナ侵入か=韓国(画像:news1)
韓国ソウル・イテウォン(梨泰院)所在のクラブで新型コロナウイルス集団感染が起きた中、拡散初期の感染経路が依然としてわかっていない。

 政府発表の時点が最もはやい66番目の感染者が訪問したクラブではない他のクラブでも感染者が確認され、クラブ訪問日が異なる他の感染者も発生している。

 防疫当局は、事実上5月はじめの大型連休より前からすでに梨泰院内部に新型コロナウイルスが「侵入」していたと見ている。

 13日、中央防疫対策本部によると、今回梨泰院のクラブから新型コロナウイルスが拡散した中、最初にウイルスを広めた人物は1人ではなく2人以上であるとの判断を下した。

 現時点までの疫学調査で、最もはやく同日に症状が出た感染者は2人と確認された。まだ全クラブ訪問者を調査できていないため、感染源となった人物(感染者)はより増える可能性もある。

 中央防疫対策本部のクォン・ジュンウク副本部長は「現時点では、梨泰院クラブの集団感染の発生は1つではなく、数か所が震源地となり広まったと判断している」と説明。

 また「最悪の判断をすれば、互いに異なるクラブ感染者は全く違う経路で感染したこともあり得る。重なる動線を通して感染した可能性も排除できない」とし、「ほぼ同じ時間帯に近い地域での動線が相次いでいるだけに、十分に接触の可能性はあるため、さらなる確認が必要」と述べた。


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