連絡取れないクラブ訪問者、“防犯カメラ・携帯電話・クレジットカード”総動員して追跡=韓国(提供:news1)
連絡取れないクラブ訪問者、“防犯カメラ・携帯電話・クレジットカード”総動員して追跡=韓国(提供:news1)
韓国政府がイテウォン(梨泰院)クラブ「集団感染」の接触者を迅速に遮断するため、すべての資源を活用して訪問者の所在把握に乗り出した。防犯カメラ(CCTV)資料や携帯電話の基地局情報、クレジットカードの決済情報などを通じて、接触者を追跡している。

 中央事故収拾本部のユン・テホ防疫総括班長は12日、定例ブリーフィングで「政府は活用可能なあらゆる資源を動員して、迅速に梨泰院クラブ訪問接触者を捜している」とし、「基地局情報やクレジットカード決済情報で所在が確認されない人は、警察と協力してCCTVなどで所在を確認する計画だ」と明らかにした。

 この日の発表によるとソウル市は4月24日から5月6日まで、梨泰院所在のクラブ訪問者5517人のリストを確保し、クラブに出入りした人の身元把握と所在確認を行っている。現在5517人中2405人は調査が完了したが、3112人は電話に出ていない。3112人のうち1130人に対しては、案内メールが送信された状況だ。

 残りの全く連絡が取れない1982人は携帯電話の基地局情報、クラブ内のカード決済情報などを通じて所在を確認している。特に、疫学調査の際に活用できるよう、龍山警察署でクラブ周辺のCCTV資料を確保した。

 また警察庁では全国8559人規模の迅速対応チームを設け、梨泰院のクラブ訪問者調査を進める予定だ。警察の迅速対応チームは、カード情報や基地局情報で所在が確認されない人を捜索する。

 ユン・テホ防疫総括班長は「感染者に対する非難や個人情報の露出に対する懸念があるため、検査を受けることを嫌がっていると聞いている」とし、「個人情報を徹底的に保護し、検査を実施しているので、少しでも疑われる場合は必ず検査を受けることをお願いする」と述べた。


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