米韓防衛費分担金特別協定(SMA)の交渉はいまだ平行線のままである(提供:news1)
米韓防衛費分担金特別協定(SMA)の交渉はいまだ平行線のままである(提供:news1)
今年、韓国が分担する在韓米軍の駐屯費用を決定する11次米韓防衛費分担金特別協定(SMA)の交渉がいまだ平行線のままである。米国が韓国側に新たな案を提示したことが知られている中、韓国は“合理的水準の引き上げ案”でなければ受け入れられないと押し通している。

米国は連日、防衛費増額の圧力レベルを上げている。去る5日に米国務省の副次官補は「韓国側が柔軟性をよりみせるべきである」と語った。

更に去る7日には、米国行政府の高位関係者を引用して、米国が韓国に13億ドルほどの分担金を要求したという報道がされた。13億ドルは去る10次の交渉の総額(1兆389億ウォン)から更に約50%を引き上げる水準となる。

これについて韓国外交部(外務省に相当)の報道官はこの日の定例会見で「進行中である交渉だ」とし「確認できないことを理解してほしい」と語った。つづけて「交渉結果はどちらからみても合理的で公平であるべきだ」と付け加えた。

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