「韓国プロ野球の全米中継」…韓国をうらやむ日本＝韓国報道

開幕を迎えた韓国プロ野球“KBOリーグ”を日本がうらやむ視線で見つめている。

スポーツ専門紙の日刊スポーツは今日（6日）“韓国プロ野球の全米生中継、スポーツを待ち望む米国民”というタイトルのコラムを通してKBOリーグの開幕を注目した。

KBOリーグは去る5日に韓国5か所の球場で開幕した。新型コロナウイルス感染症の拡散により本来の開幕日だった3月28日から実に38日も遅れた開幕となった。

無観客の開幕。しかしまだ開幕できていない米国や日本に比べればとても幸いな状況である。

特にKBOリーグは開幕とともに“野球の本場”である米国で生中継され大きな話題となった。韓国プロ野球が米国で中継されるのは今回が初めてである。そして米国ESPNがKBOリーグの中継権を獲得した。

コラムには「今まで米国でワールドベースボールクラシック（WBC）、日米野球が中継されたことはあったが、他の国のプロ野球が放送されたという記憶はない」とし「そのくらい米国民は野球、そしてスポーツを待ち望んでいるようだ」とし、全米でのKBOリーグの中継に意味づけをした。

このコラムの雰囲気には“残念さ”が感じられる。日本もプロ野球が開幕できたなら米国に中継権を販売できたためである。

コラムは「もし日本のプロ野球が現在開幕していれば、ESPNだけでなく他のテレビ放送局も中継権を獲得するために動いていた可能性はかなり高い」とし「そうであれば米国で日本の野球中継を楽しめた」と現在の日本の状況を残念がっていた。