新型コロナにより始球式イベントが簡素化…「映像始球式」も登場＝韓国プロ野球開幕戦

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、無観客で実施される「2020 KBOリーグ」開幕戦で、始球式のイベントが大幅に簡素化される。始球者が直接マウンドに上がらない「映像始球式」も登場する。開幕戦が行われる5つの球場で、同じような形式となる予定だ。

イオン の最新ニュースまとめ

SKワイバーンズは、温かい心を見せてくれたノ・ジュンピョ(11)君を始球者として選び、子どもの日と新型コロナウイルス克服の意味を込めた。

ノ・ジュンピョ君は、新型コロナウイルスにより被害を受けた隣人を助けるため、正月のお年玉などを集めてマスク100枚、ラテックス手袋200枚、携帯用ティッシュ86個をインチョン(仁川)市の行政福祉センターに寄贈した。

サムスン・ライオンズも新型コロナウイルスの最前線で闘っている医療スタッフを招待して、意味を込めた。始球者に選ばれたイ・ソング・テグ(大邱)市医師協会長は、2月末に新型コロナウイルスがテグ(大邱)地域に拡大すると、涙を流しながら訴え、全国各地に医療支援を要請した。

映像始球式も準備されている。LGツインズは、子どものファンを対象とした映像始球式を企画した。LGツインズの子ども会員の中から3人を選び、事前に撮影した記念始球式の様子をバックスクリーンのオーロラビジョンに映し出す予定だ。