【ソウル聯合ニュース】元北朝鮮駐英公使で2016年に韓国に亡命した太永浩(テ・ヨンホ、住民登録上の名前は太救民)氏が4日、北朝鮮の金正恩(
キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)について健康悪化説を主張した自身の発言を謝罪した。 太氏はこの日発表した声明で「理由のいかんを問わず、国民の皆さんにおわび申し上げる」とし、「2日間多くの叱責を受け、私の一言が及ぼす影響を痛切に実感した」と釈明した。 金委員長が健在だと確認された直後の2日、太氏は自らが主張していた健康悪化説について釈明したが、批判が収まらないことを受けて公式謝罪した。 先月実施された総選挙に保守系最大野党「未来統合党」公認候補として出馬し、当選した太氏は、国会議員に選ばれた理由の一つが北朝鮮問題に対する正確な分析と展望に対する期待だということを承知しているとした上で、「期待が大きかった分、失望も大きいと考える」と反省。 「国民の皆さんの叱責と重い責任を痛感した」とし、「これを機により慎重に、謙虚に政治活動を行うと約束する」と強調した。
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