法務部=(聯合ニュースTV)
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【ソウル聯合ニュース】韓国法務部は4日、新型コロナウイルスの感染拡大を予防するため、在韓外国人に対する集中防疫期間は不法滞在者の取り締まりを猶予すると発表した。 法務部は、韓国でもシンガポールのように外国人労働者による集団感染が発生する可能性を防疫当局が懸念しているとし、自治体が管内で集中的な防疫措置を実施する5月中はウイルス検査などを行う診療所や保健所での不法滞在者の取り締まりを見合わせると説明した。 同部は外国人を雇用している事業主の協力を得るため、雇っている不法滞在者に新型コロナの検査を受けさせれば、その後の取り締まりで摘発された場合でも雇用主には反則金減免などの配慮をするとしている。 韓国政府は1日、不法滞在者が費用負担や強制退去の心配なく新型コロナの検査や治療を受けられるようサポートする方針を明らかにしていた。
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