金正恩氏は20日間どこにいたのか…「元山にいたと信じている」=韓米当局(提供:news1)
金正恩氏は20日間どこにいたのか…「元山にいたと信じている」=韓米当局(提供:news1)
キム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮国務委員長が、20日ぶりにピョンヤン(平壌)近郊のスンチョン(順天)肥料工場の竣工式に姿を現し、韓国と米国当局者は、金正恩委員長がこれまでの間、ウォンサン(元山)にいたものと信じていると、2日ワシントン・ポスト(WP)が報じた。

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ワシントン・ポストは、匿名の二人の消息筋を引用し、韓米当局者は先月中旬、金正恩委員長が自分の部下の一部が発熱の症状を見せると、ウォンサン(元山)にあるビーチリゾートに向かったものと信じていたと伝えた。

問題に精通した消息筋は、両国当局者がピョンヤン(平壌)で、異例的なコミュニケーションの急増が起こらなかった信号情報に基づいて、金正恩委員長の死亡説は懐疑的だったと述べた。

消息筋によると、金正恩委員長の姿が公けになる数日前、韓国当局者は金正恩委員長が死亡したとするメディアの報道と相反する情報を米国当局者と共有していた。

ただし、スンチョン(順天)肥料工場の竣工式については、そのいかなる情報もこれまで漏れることはなかったとし、この事実は、北朝鮮の情報制御がいかに厳格なものかを示していると業界観測筋は語った。

38ノースと北朝鮮専門メディアNKプロは、衛星写真で金正恩委員長専用と推定される列車とボートがウォンサン(元山)で捕捉されたとし、金正恩委員長がウォンサン(元山)のビーチ近くに滞在しているものと見られると報道していた。
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