WHOはトランプ大統領の新型コロナ“武漢研究所発源説”について「自然発生したものである」と反発した(提供:news1)
WHOはトランプ大統領の新型コロナ“武漢研究所発源説”について「自然発生したものである」と反発した(提供:news1)
ドナルド・トランプ米国大統領は、新型コロナウイルス感染症が中国武漢の研究所から発源したと主張している中、世界保健機構(WHO)は「自然発生したものである」と反発した。

1日(現地時間)フランスのAPF通信によると、WHOのマイク・ライアン緊急対応チーム長はこの日の記者会見で、トランプ大統領の“武漢研究所発源説”についての質問を受け「我々はこのウイルスが自然からの起源であると確信している」と語った。

ライアンチーム長は「国連の保健当局がウイルスの塩基配列を調べている数多くの科学者たちから繰り返し聞いたものである」と強調した。

また「重要なことは、このウイルスの自然での宿主が何なのか究明する」とし「動物と人間の間で伝染がどのように起こったのか理解する必要がある」と語った。

トランプ大統領は去る30日、ウイルスが中国武漢の研究所から発源したという証拠を直接みたと主張していた。ただ具体的な内容は「話すことができない」として明らかにしていなかった。

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