この発言は、ドナルド・トランプ米国大統領が「韓国が防衛協力のために米国にもっと多くの費用を出すことに合意した」と主張したことを否認したかたちとなる。
青瓦台の関係者はこの日、韓国メディアのニュース1とのインタビューで「まだ何も合意したものはない」と語った。
青瓦台の中心的な人物もこの日の記者たちとの話の中で「全てのことが合意されなければ何も合意していないというのが交渉の基本原則である」とし「まだ合意していない」と伝えた。
韓国政府の消息筋によると、米韓実務交渉チームは先月末に韓国側の13%から14%の引き上げ案にお互い共感し、米韓両国の外相の承認まで受けたが、トランプ大統領が去る20日ホワイトハウスでの会見でこれを拒否したため、交渉は膠着状態に陥った。
米国政府が運営する国営放送であるボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、米国国務省は去る27日、このことについて「韓国政府がより妥協することを望む」という立場を明らかにした。
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