チョ・ヘシル副報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
チョ・ヘシル副報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部のチョ・ヘシル副報道官は27日の定例会見で、北朝鮮内部で金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の健康悪化説を裏付ける特異な動向はないとの立場を改めて示した。   チョ氏は、国家安全保障会議(NSC)常任委員会でも北朝鮮内部で特異な動向がないことを確認したと言及した上で「(金委員長の)居場所や動きについて、それを裏付ける状況や多くの消息筋を利用した報道が絶えないが、われわれが言えることは引き続き同じだ」と述べた。 北朝鮮内の新型コロナウイルス感染状況については「北のメディアが感染者が発生していないと発表しており、世界保健機関(WHO)によると北が4月17日現在でWHOにも感染者が発生していないと申告したことを明らかにした。こうした点を考慮しながら状況を見守る」と説明した。 2018年4月の南北首脳会談で採択され、この日で2周年を迎えた板門店宣言については「板門店宣言で南北両首脳が朝鮮半島の平和繁栄、統一を表明し、南北関係進展に対する確固たる意志を宣言した」とし、「こうした精神に従い、南北関係改善のために一貫して努力していくというわが政府の立場は変わらない」と述べた。
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