「どうか来ないでください」コロナが変えた日・中・韓の“ゴールデンウィーク”

日本、中国、韓国の3か国は今月末から来月初めまでいわゆる“ゴールデンウィーク”を迎える中、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で各国の主要観光地では「来ないでください」というお願いがつづいている。

例年であれば主要観光地ごとにお客を迎える準備に忙しくしているはずだが、今年は新型コロナの影響で主要観光地も閉鎖措置をとっている。特に各国の政府すべてが“海外旅行の自粛”を伝えている状況なので、国内旅行の需要が増えるものとみられ、各国の防疫当局は緊張している。

韓国では各自治体も緊張している。ゴールデンウィーク期間に18万人が訪れると予想されているチェジュド（済州島）は、知事が直接「チェジュ旅行を自粛してほしい」とうったえている。

韓国の文化省と国家保健委員会は「国内の観光地は室内だけを開放し、収容人数の30%を越えてはいけない」と公示している。