南北交流協力推進協議会の様子=23日、ソウル(聯合ニュース)
南北交流協力推進協議会の様子=23日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は23日、南北交流協力推進協議会を開き、北東部・江原道の江陵から猪津の鉄道区間(104キロ)を連結する事業を南北交流協力事業として認定し、推進策を確定した。

 同区間の連結事業は2000年から推進されてきた南北鉄道連結事業の一環。南北首脳は18年4月の首脳会談で採択した「板門店宣言」 を通じ、朝鮮半島西側の京義線と東側の東海線の鉄道連結、北朝鮮の開城と平壌をつなぐ高速道路の近代化に合意した。

 東海線は南北をつなぐ交通網でありロシア、欧州へとつながる。猪津は南北連結区間(猪津―金剛山)の起点で、江陵―猪津区間は断絶区間として残っている。同区間の建設事業が南北協力事業に指定され、予算投入に先立って実施する予備妥当性調査の免除が可能となり、早期着工に向けた環境が整った。政府は江原道など地域社会と緊密に協議し、速やかに工事を進める方針だ。


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