韓国の新型コロナの再陽性者の現況(提供:news1)
韓国の新型コロナの再陽性者の現況(提供:news1)
韓国では、新型コロナウイルス感染症が完治しても再び再陽性と判定される事例が小児や高齢者を中心に発生している。80歳以上と9歳以下の隔離解除された完治判定者から再陽性が発生した比率はそれぞれ10.5%と5%である。これは韓国内全体の完治者のうち再陽性者として発生している比率2.2%をはるかに超える数値である。

韓国中央防疫対策本部のチョン・ウンギョン(鄭銀敬)本部長は18日の会見で「隔離解除されその後に再陽性者として確認された事例は179人である」とし「これは再感染というよりも既存のウイルスが個人の免疫の変化によって再活性化したと判断している」と語った。

現在、韓国政府が推定中である再陽性の原因としては、新型コロナウイルス感染症の宿主であった患者の弱まった免疫力により抗体が完全に生成されず再びウイルスが再活性化されたということ、また高精度の検査の敏感さにより死んでいるウイルスの遺伝子のかけらが検出されたということ、検査の間違いも含まれるということである。

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