トランプ米国大統領と文在寅韓国大統領は18日に電話会談を行なった(提供:news1)
トランプ米国大統領と文在寅韓国大統領は18日に電話会談を行なった(提供:news1)
ドナルド・トランプ米国大統領とムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領は18日に電話会談を行なったことが明らかとなった。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

きのう(19日)青瓦台(韓国大統領府)によると、文大統領とトランプ大統領は前日(18日)午後10時から30分間電話会談を行ない、北朝鮮の最近の状況について話し合った。

文大統領は、朝鮮半島平和のためにトランプ大統領が積極的に対北関与をしてくれていることを高く評価し、トランプ大統領は「それは当然のこと」とし「これからも続けていく」と語った。

米韓両首脳は去る3月24日にも電話会談をもったが、そのときは新型コロナウイルス感染症への対応についての協力法案に集中し、朝鮮半島問題についての話し合いはなされなかった。

しかし今回の電話会談で注目されるのは、“北に対する積極的関与”政策を維持してきたトランプ大統領が、その基調をこれからも続けていくという立場を明らかにしたことである。

このことにより新型コロナ事態をきっかけに米朝はもちろん、南北関係の改善の道が開けるか期待されている。

去る3月1日、文大統領は「北朝鮮との保健分野での共同協力」を提案し、その後の3月4日にキム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮国務委員長は文大統領に新型コロナへの対応中である韓国国民を慰労する内容の親書を送っていた。

トランプ大統領も先月キム委員長に親書を送り、新型コロナ防疫に協力する意向を表し、これにキム委員長の妹であるキム・ヨジョン(金与正)朝鮮労働党第1副部長が去る3月22日にそのことに対する談話を公開した。

ここに最近キム委員長がトランプ大統領に親書を送ったと、トランプ大統領が明らかにした。

このような流れの中で、これから米韓の協力による“コロナの対北人道的支援”を北朝鮮が受け入れるかどうか、注目される。

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