選管は16日午後5時に会議を開き、得票率による政党別の議席配分を決め、発表する予定だが、比例の議席数はほぼ変わらないとみられる。
1932年に中国・上海で日本軍首脳部に爆弾を投げつけた独立運動家、尹奉吉(ユン・ボンギル)の孫娘、尹柱卿(ユン・ジュギョン)前独立記念館長は未来韓国党の比例代表名簿1位で当選。同党の比例名簿12位の北朝鮮脱出住民(脱北者)で人権団体「NAUH」の前代表、池成浩(チ・ソンホ)氏も当選が確実となった。外交部第1次官や国家安保室第1次長などを務めた比例名簿6位の趙太庸(チョ・テヨン)氏も当選した。
共に市民党からは旧日本軍の慰安婦問題の解決を求め、ソウルの日本大使館で毎週「水曜集会」を開いている市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」の尹美香(ユン・ミヒャン)理事長が比例名簿7位で当選した。故金大中(キム・デジュン)元大統領の三男、金弘傑(キム・ホンゴル)民族和解協力汎国民協議会代表常任議長も金元大統領の長男、次男に続いて国会議員となった。
正義党の比例名簿1位の柳好貞(リュ・ホジョン)氏(27)は最年少の当選者となった。
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