金日成主席の生家(労働新聞のホームページより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
金日成主席の生家(労働新聞のホームページより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は15日、民族最大の名節(祝日)と位置付けられている故金日成(キム・イルソン)主席の生誕記念日「太陽節」を迎えた。 毎年、太陽節を前後して軍事パレードや祝賀公演などが大々的に開かれるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大への懸念から大規模な記念行事が省略され、静かな雰囲気だ。 北朝鮮メディアは15日午前、金主席の業績やエピソードなどを次々と紹介したが、祝賀行事については報じていない。 文化・体育部門の行事開催も自粛しているようだ。毎年4月に太陽節を記念し開かれる平壌国際マラソンや親善芸術祝典などの国際行事は早々と中止を決定したほか、花の展示会「金日成花祝典」開催のニュースもない。 ただ、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が金主席の遺体が安置されている平壌の錦繍山太陽宮殿を参拝する可能性はある。金委員長は就任後、毎年太陽節に朝鮮労働党と最高人民会議の幹部を伴って宮殿を訪れ参拝している。
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