韓国では新型コロナから完治した人が、再び陽性判定を受けるという事例がどんどん増えている(提供:news1)
韓国では新型コロナから完治した人が、再び陽性判定を受けるという事例がどんどん増えている(提供:news1)
新型コロナウイルス感染症から完治した人が、再び陽性判定を受けるという事例がどんどん増えている。前日の一日だけで9人の完治者が新型コロナの診断検査で再び陽性判定を受け、感染者として分類された。このように再陽性判定を受けた感染者はいつの間にか133人に達した。

全体の再陽性者のうちでは20代が多いが、年齢代別の再陽性率(感染者数分の再陽性者)は80歳以上の高齢者と9歳以下の小児で特に高いという結果が出た。若い人々より免疫力が低い高齢者と小児で再陽性の比率が高いと表れている。

今日(15日)韓国の疾病管理本部の中央防疫対策本部によると、この日の0時基準で韓国内の再陽性者数は前日より9人増加した133人と集計された。

現在、再陽性者の発生原因は明らかにはなっていないが、ウイルスの“再活性化”に重きが置かれている。防疫当局は再陽性の原因を明らかにするために年齢別で再陽性者の事例を調査・分析中である。

韓国 ヨンセ(延世)大学の診断検査医学科の教授は、去る9日に中央防疫対策本部の定例会見で「体の中にごく微量のウイルスが残っている場合、完治判定を受けた後、ある要因によって再活性化され再陽性判定を受ける可能性がある」と説明した。

この教授はつづけて「新型コロナを弱く感染してそのまま治ると、免疫がつかない可能性がある」と付け加えた。

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