漏水調査の様子(ソウル市提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
漏水調査の様子(ソウル市提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市は13日、同市の上水道の効率性が2019年は世界最高水準に近接したと発表した。

 市によると、19年の上水道の有収率は95.8%で、過去最高を記録した。有収率とは浄水場で作った水量のうち、水道管を通って使用者に届けられ収入になった水量の割合。有収率の上昇は、水を届ける過程で無駄になる水の量が減ったことを意味する。

 ソウル市の有収率は06年に90.0%に到達し、その後も着実に上昇を続けていた。市は、95.8%という有収率は世界最高記録である東京都の96.1%(18年)に比べても遜色ないレベルだと評価している。

 有収率向上の理由については、老朽化した水道管の早めの交換、工事現場での水道管破裂など漏水要因の管理などを挙げた。ソウル市は、20年の有収率目標を18年に東京が達成した96.1%と設定している。


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