ゼレンスキー大統領と電話で会談する文大統領(青瓦台提供)=10日、ソウル(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
ゼレンスキー大統領と電話で会談する文大統領(青瓦台提供)=10日、ソウル(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日午後、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、新型コロナウイルスへの対応について議論した。 韓国青瓦台(大統領府)の報道官によると、文大統領はウクライナで新型コロナウイルスの感染者と死者が多数発生したことに哀悼の意を示し、「韓国は相対的に多くの経験と臨床データを蓄積している。ウクライナを含む国際社会と積極的に共有していく」と述べた。 また、世界的な経済悪化を防ぐため、ビジネス目的の企業関係者らの渡航は合理的な水準で認める必要があると強調し、両国の経済交流が継続することに期待を示した。 ゼレンスキー大統領は「韓国政府が迅速かつ透明な方式で新型コロナウイルスに効果的に対処し、安定化の時期に入ったとみられる」と評価。「韓国の経験を共有することを望む」と述べた。その上で、新型コロナウイルスの診断キットや医療物資の支援を要請した。 これに対し、文大統領は「国内の需給状況などを見極めながら、実質的に支援できる方策を検討していく」と応じた。 ゼレンスキー大統領は文大統領の年内のウクライナ訪問を要請した。
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