新型肺炎のため在外国民の「帰国ラッシュ」…ムンバイ・キルギス・豪州から帰国=韓国(提供:news1)
新型肺炎のため在外国民の「帰国ラッシュ」…ムンバイ・キルギス・豪州から帰国=韓国(提供:news1)
新型コロナウイルスの感染拡大により、海外で足止めされている在外国民の韓国への帰国が相次いでいる。

10日、外交部(日本の外務省に相当)によると、インドのムンバイで、在外国民など280人余りを乗せた大韓航空のチャーター機が、11日午前9時頃、仁川空港に到着する。韓国人221人を乗せて初めてインド・ニューデリーから韓国に向けて出発したチャーター機は、既に6日仁川空港に到着している。

豪州からは、シドニーを出発するチャーター機を利用した帰国が先週から続いている。ブリスベン発大韓航空チャーター機は、この日から14日まで5日間連続して運航される。また、シドニー発アシアナ航空チャーター機も、この日から16日まで14日を除いて計6便運航される。

ニュージーランドの韓人会主導で用意した大韓航空チャーター機は、同日午後8時5分頃、仁川空港に到着する予定だ。留学生と韓国人旅行者など260人余りが搭乗している。クライストチャーチからオークランドを経由して仁川に到着するニュージーランド航空のチャーター機は、11日に到着する予定だ。

外交部当局者は、「ブルネイから帰国できない在外国民がおり、マニラを経由して帰国できるよう要請して許可を受けた」とし、計14人がマニラを経由して帰国する予定だと伝えた。ネパールからのチャーター機は、11日午前2時45分に到着する。チャーター機には約170人の韓国人旅行者と在外国民が搭乗している。

キルギス共和国にいる在外国民の帰国のため、ティーウェイ航空のチャーター機が運航されるが、11日午後7時50分頃、仁川空港に到着する予定である。このチャーター機で在外国民140人余りが帰国する。

当局者は、「キルギス共和国の首都ビシュケクの米国大使館から要請を受けて、米国大使館の職員と家族10人がこのチャーター機で仁川に到着し、その後米国に戻る予定だ」と明らかにした。

外交部によると、10日時点で政府の直接・間接的支援により帰国した在外国民は、57か国1万458人にのぼる。また、海外で隔離されている国民は、現在596人であり、隔離解除された人数は、8274人である。
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