全国の市・道教育庁で選ばれた教師とテレビ会議を行う兪銀恵副首相兼教育部長官=10日、世宗(聯合ニュース)
全国の市・道教育庁で選ばれた教師とテレビ会議を行う兪銀恵副首相兼教育部長官=10日、世宗(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】新型コロナウイルスの感染拡大により韓国で高校3年生と中学3年生を対象に9日から始まった遠隔授業について、98.8%の生徒が授業を受けたことが10日、分かった。 韓国教育部によると、中学3年生44万3512人、高校3年生47万3174人のうち、9日午後0時時点で90万5395人が遠隔授業を受けた。 授業を受けなかった1万1291人について教育部は、「各校で原因を把握中で、連絡を取っている」と説明した。 9日には、教育放送(EBS)のコンテンツを利用したオンラインの学習システムに問題が発生し、午前の約1時間15分間、アクセスしにくい状況になったが、10日には午後3時までに教育当局が用意した学習管理システムや関連ウェブサイトに問題は発生しなかった。 朴栢範(パク・ベクボム)教育部次官は、16日から中学1~2年、高校1~2年、小学校4~6年のオンライン授業が始まるため、時間帯別・地域別のデータ量をシミュレーションしているとし、「システム安定化のために努力している」と説明した。 兪銀恵(ユ・ウンヘ)副首相兼教育部長官は10日、全国の市・道教育庁で選ばれた教師とのテレビ会議で、「今行われている試行錯誤もわれわれの教育の資産になる」とし、「問題点を解決するための念入りな準備が教育の革新と未来の教育を前倒しにする呼び水になると思う」と述べた。
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