新型肺炎が拡がる中、軍将兵は明日から事前投票…「積極的に投票権を保障」=韓国(提供:news1)
新型肺炎が拡がる中、軍将兵は明日から事前投票…「積極的に投票権を保障」=韓国(提供:news1)
新型コロナウイルスが拡がる中、第21代国会議員選挙の事前投票が、今月10日と11日の2日間実施されることに伴い、軍当局が万全の準備を整えている。

韓国国防部は9日、「今回の4・15総選挙は、新型コロナウイルスが拡がる状況下で投票しなければならず、将兵は感染予防のために投票前の予防ルールと投票手続きを徹底的に熟知して遵守する予定だ」と明らかにした。

予防ルールに従い、将兵は投票所で本人確認時以外はマスクを着用しなければならない。また、前の人とは2メートルの間隔を維持しなければならない。

発熱チェックを通して、異常症状がある時には、臨時投票ブースで投票をすることになる。

今月3日、国防部は将兵の投票権保障のために、前述したような「新型コロナウイルス投票管理指針」をすべての軍関連部署に通達した。

一般将兵は、住民登録上の住所地から離れて生活する場合が多く、大半が事前投票に参加することになる。ただし、最前線の境界部隊などは、事前申請により居所投票が可能である。

国防部は、新型コロナウイルスに感染している者も事前に居所投票を申請した場合、投票が可能であると説明した。

しかし、感染者のほかに、予防的管理対象に該当する将兵は、居所投票が不可能である。これらは一般将兵とは別の車両で投票所に移動することになる。また、隔離場所から投票所に移動した後、再び隔離場所に戻るまで、車両の消毒、出発前の発熱チェック、手洗いなどの保健対策を講じて投票に参加することになる。

国防部は「政治的中立遵守による公明な選挙運営で、新型コロナウイルスの危機的状況でも、全将兵が安全に投票に参加するようにして『明日を変える正しい選択、かつ幸せな大韓民国を築くすばらしいこと』に参加できるよう投票権を積極的に保障する計画だ」と強調した。
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