聚合検査法は、複数人の検体を混合し1つの検体をつくり検査する方式である。検査結果で陽性が出る場合、残りの検体を個別に再検査して感染の有無を最終確認する。ただ、陰性であれば再検査をせずに済むので、複数人の検査を一度にできるという効果があるという。
韓国の疾病管理本部の関係者は「重症でなく感染予防のために周期的に検査が必要な療養施設の入院者など、危険性の高い人たちの感染選別に有用である」と語った。
今回の検査法プロトコルは疾病管理本部と大韓診断検査医学会所属の3か所の医療機関が協力し650回の評価試験を通して韓国の状況に合わせて製作された。10個の検体を混合して試験しても個別検体検査に比べて96%以上の正確度を維持することができるというのが韓国政府の説明である。
聚合検査法は海外でも活発に研究されている。世界的な医学専門誌である米国医学界誌(JAMA)にも効率的な検査法として紹介されたことがある。
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