韓国の病院で、韓国初の血しょう治療を受けた新型コロナによる感染患者2人が完治判定を受けた(提供:news1)
韓国の病院で、韓国初の血しょう治療を受けた新型コロナによる感染患者2人が完治判定を受けた(提供:news1)
韓国のセブランス病院で、韓国初の血しょう治療を受けた新型コロナウイルスによる感染患者2人が完治判定を受けた。

チェ・ジュンヨン教授の率いるセブランス病院の感染内科のチームは今日(7日)新型コロナの重篤患者2人を対象に完治者の血しょうを注入した結果、患者2人すべてが完治し、その内のひとりは退院したことが明らかとなった。今回の研究結果は大韓医学会誌の最新号に掲載された。

この2人の患者は急性呼吸窮迫症候群(ARDS)があり、深刻な状態であった。

チェ教授は「血しょう治療にはそれなりの副作用があり、大規模な臨床試験がなされてなく、科学的な証拠は十分ではないが、抗ウイルス治療などに効果のみられない重症患者たちに、ステロイドなどの治療と並行できる治療になるものだ」と語った。

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