韓国の丁世均首相が国務会議を主宰している(提供:news1)
韓国の丁世均首相が国務会議を主宰している(提供:news1)
韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は今日(7日)「大変だが、まだ緊張を緩める時ではない」とし「国民の方々は2週間延長された“社会的距離確保”に積極的に参加してほしい」と繰り返し強調した。

丁首相はこの日の午前、国務会議を主宰し「入国者たちは隔離守則を必ず守ってほしい」ともとめた。保健福祉部(厚生労働省の厚生部分に相当)と行政安全部(内務省に相当)などの関係部署には、自治体と協力して隔離者の支援・管理を徹底するように指示した。

韓国政府は強力な“社会的距離確保”を施行するこの2週間、新型コロナウイルス感染症を鎮め、生活防疫システムへ転換するという方針を打ち出した。これにより丁首相は公の席で発言するたびに“社会的距離確保”への参加をもとめている。

丁首相は新型コロナによる経済危機の克服にもスピードある対応を指示した。「零細企業への金融支援はこの間ほとんど地域信用保証財団の保証と連携され、先週まで保証申請は計38万件あまりの内45%が発給された」とし「中小ベンチャー企業部と金融委員会はより迅速な支援のために状況を引き続き把握し、不足な部分は補完するように」と語った。

また「雇用市場の困難さは深刻さを増している。先週までで、昨年一年間の申請件数の26倍に達する4万件あまりの雇用維持支援金の申請が受け付けられた」とし「雇用労働部(厚生労働省の労働部分に相当)は第一線の雇用センターでの、人材の拡充と手続きの簡素化などを推進し、財源の状況もあらかじめ点検するように」とも指示した。

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