ロドリゴ・ドゥテルテ・フィリピン大統領は1日、国民に向けた談話で、軍警に「封鎖期間に生命を脅かす者は誰でも射殺せよ」と指示した。
6日、ドイツdpa通信などによると、今回の事件は、ドゥテルテ大統領の警告以来初めて新型コロナウイルス関連で民間人が射殺された事例になる。
死亡した男性は今月3日、フィリピンのアグサンデルノルテ州南部にある新型コロナウイルス検問所でマスクを着用していなかったため、村の保健管理担当から注意を受けた。
これに刺激された男性は暴言を吐き、管理担当を鎌で威嚇した。最終的に現場に出動した警察官は、この男性を制圧した後、銃殺したのである。
フィリピンでは、先月17日から首都圏メトロ・マニラが所在するルソン島を封鎖した。封鎖令は当初今月13日に解除される予定だったが、フィリピン政府はこれをさらに15日間延長することを検討している。
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