韓国では新型コロナ事態の長期化により、消費のトレンドを越え生活上にまで変化が表れている。(提供:news1)
韓国では新型コロナ事態の長期化により、消費のトレンドを越え生活上にまで変化が表れている。(提供:news1)
韓国では、消費者たちがスーパーと百貨店のかわりにオンラインモールとコンビニエンスストアを利用する。需要はオンラインに集まり、消費者は大型スーパーではなくコンビニで買い物を済ませる。“社会的距離(確保)戦略”の実施により会食もなくなった。

韓国でひとり暮らしの29歳女性は、コンビニエンスストアで夕食の買い物を済ませ帰宅した。「主にインターネットショッピングで買い物する」とし「簡単な買い物は家から近いコンビニを利用する」と語った。

新型コロナウイルス感染症による事態が長期化する中、百貨店と大型スーパーでの買い物がネットショッピングとコンビニに移っている。すぐに必要な食品や生活用品はコンビニで、長期的な買い物はオンラインショッピングで済ますという新たな“ショッピング白書”が標準となりつつある。

今日(6日)韓国の流通業界によると、“CU”と“GS25”、“セブンイレブン”などのコンビニエンスストア3社の去る2月から3月におけるレトルト・インスタント食品、冷蔵加工食品、酒類、調味料、ハム類の販売量は、前年同期対比で最大123.5%急増した。

新型コロナ事態で生活半径が狭くなり、様々な施設の利用を避ける傾向にある中、コンビニが大型スーパーと在来市場のかわりとなっているとみられている。

また新型コロナ事態でオンラインショッピングは前例のない売上げ増加となっている。生活必需品はもちろん、大型スーパーと百貨店が持っていた食料品の需要までオンラインモールがほとんど吸収している。

“オークション”、“11番街”などのオンラインショッピングモールによると、去る2月から3月のオンラインによる冷凍・冷蔵加工食品、パン、アイスクリーム、ノンアルコール酒類、つまみ、チーズ、肉類の販売量は、前年対比で最大324%増加した。

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