大邱市内にある新型コロナウイルスの専用診療所で診断を受ける市民(資料写真)=(聯合ニュース)
大邱市内にある新型コロナウイルスの専用診療所で診断を受ける市民(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は6日、この日午前0時現在の韓国での感染者数は前日午前0時の時点から47人増え、計1万284人になったと発表した。1日の新規感染者が50人を下回ったのは2月20日以来、約1か月半ぶり。

 1日の感染者は一時約600人に達したが、最近は100人前後で推移していた。5日は大規模な集団感染が起こらなかったため、感染者が大きく減少した。

 新規感染は南東部の大邱市で13人、ソウル市で11人、海外からの入国者を対象とした空港などの検疫で7人が確認された。それ以外では首都圏の京畿道が8人、慶尚南道、慶尚北道、大田市がそれぞれ2人。仁川市と忠清南道がそれぞれ1人だった。

 死者は前日から3人増え計186人になった。致死率は1.81%。

 感染者のうち、完治して隔離措置を解かれた人は前日から135人増え、計6598人となった。

 韓国では、これまでに46万6804人が検査を受け、43万7225人が陰性だった。1万9295人が検査結果を待っている。


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