ソウル・鍾路区から出馬した前首相で共に民主党の共同常任選挙対策委員長を務める李洛淵(イ・ナクヨン)氏(右)と、未来統合党代表の黄教安(ファン・ギョアン)氏が討論会で握手を交わしている(国会写真記者団)=6日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル・鍾路区から出馬した前首相で共に民主党の共同常任選挙対策委員長を務める李洛淵(イ・ナクヨン)氏(右)と、未来統合党代表の黄教安(ファン・ギョアン)氏が討論会で握手を交わしている(国会写真記者団)=6日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが6日に発表した調査結果によると、総選挙(15日投開票、定数300)での比例投票先は保守系の最大野党「未来統合党」が発足させた「未来韓国党」が前週より2.4ポイント下落した25.0%、与党「共に民主党」などが参加する「共に市民党」が8.1ポイント低下の21.7%だった。 調査はYTNの依頼を受け、3月30日~4月3日に全国の18歳以上の有権者2521人を対象に実施された。 共に民主党を離党した元議員らが立ち上げた「開かれた民主党」は2.7ポイント上昇した14.4%だった。革新系の「正義党」は2.6ポイント上がった8.5%、中道系「国民の党」は0.4ポイント上昇の4.7%、「民生党」は0.6ポイント上昇した2.8%。無党派層は12.4%だった。 リアルメーターの関係者は「現在の無党派層の規模は過去の選挙と比べ、大きく減ったり増えたりはしていない」として、「今回の総選挙で(新型コロナウイルスの感染拡大などにより)高齢層の投票率が低くなるとの見通しがあるが、必ずしもそうではない可能性もある」と分析した。 共に民主党の支持層は共に市民党(43.8%)と開かれた民主党(27.9%)、正義党(7.9%)に分散されている。未来統合党の支持層は72%が未来韓国党に投票すると回答した。 一方、政党別支持率は共に民主党が1.4ポイント下落した43.2%、未来統合党は1.2ポイント下落の28.8%となった。未来統合党は2月の発足以来、支持率が初めて30%を下回り、同社の調査で最低を記録した。 正義党は5.4%、国民の党は3.8%、民生党は2.2%だった。無党派層は9.0%。 文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は1.1ポイント上昇した53.7%で、18年11月第2週以降で最高となった。不支持率は0.9ポイント下落の43.2%だった。
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