去る1次(3月22日から4月5日)のときと同様に教会と室内体育施設、クラブ、インターネットカフェなどの施設の利用を制限する。また一日の新規感染者を50人以下とする目標が達成されたとしても、この2次のキャンペーンは最後まで実施されることとなっている。
韓国政府がこの“2次社会的距離(確保)戦略”実施に踏み切ったのは、いつでも第2の大邱(テグ)の事例(大量集団感染)が発生する可能性があるという危機感からきたものである。一日の感染者数は2月末と3月初めは2回ほど約800名を記録したが、その後は減少し、この3日間は100人以下がつづいている。
しかし感染経路が不明な感染者の比率が依然として5%以上あり、1次の実施を15日間したにもかかわらず一日の感染者数が50人以下におさまらない状況であった。このことは海外からの流入による感染が急激に増加したのが決定的な影響をあたえた。
5日の0時基準での韓国の新規感染者数は81人で、その内49%が海外からの流入事例とされている。累積海外流入事例は計741人、その内58人は外国人であった。
韓国政府がこの“2次”の目標を一日の新規感染者50人以下としたのは、そのようになれば韓国内の医療システムの水準で充分に重症患者の治療に力を注げると判断したためである。
韓国の中央災難本部は、もし“2次”の成果が不足であれば“3次”の実施もつづけることを明らかにした。
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