仁川空港の入国ゲート。海外からの入国者に当局者が目を光らせている(資料写真)=(聯合ニュース)
仁川空港の入国ゲート。海外からの入国者に当局者が目を光らせている(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国当局は5日、改正感染症予防法の施行に伴い、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた自主隔離規則の違反者に対する罰則を大幅に強化した。 韓国政府は4月1日午前0時から全ての入国者に対し14日間の自主隔離を義務付けている。違反者には、これまで300万ウォン(約26万円)以下の罰金を科すと定めていたが、この日から1年以下の懲役または1000万ウォン以下の罰金に罰則を強化した。 背景には相次ぐ規則破りがあり、当局はこのまま放置すると深刻な市中感染を招きかねないと懸念している。 全羅北道・群山市では3日、ベトナム国籍の留学生3人が隔離指定場所に位置情報の確認が可能な携帯電話を置いたまま外出したとして摘発された。釜山では感染者と接触したため自宅隔離とされた50代の女性が公園に散歩に出かけ、警察と自治体による取り締まりを受けた。
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