たい焼き店夫婦と接触の30代男性を自己隔離違反で告発=韓国木浦市
たい焼き店夫婦と接触の30代男性を自己隔離違反で告発=韓国木浦市
韓国全羅南道木浦市において、たい焼き店を営む夫婦が、新型コロナウイルスの感染判定を受ける中で、これらの夫婦と接触した30代の自己隔離者が無断で外出したため、保健当局が警察にこの男性を告発した。

4日木浦市によると、新型コロナウイルス感染者と接触して自己隔離していたAさん(38)が、自己隔離に違反したと警察に告発した。

木浦市は、Aさんが感染症予防および管理に関する法律第41条ならびに第80条に基づいて告発措置に乗り出した。

Aさんは先月23日、新型コロナウイルスの感染判定を受けていたたい焼き店を営む夫婦からたい焼きを買い、接触者に分類されていた。

診断検査の結果、陰性の判定を受け、先月26日から4月7日まで自己隔離の対象となっていた。

しかしAさんは、今月1日の午前5時10分頃と2日の午前6時50分頃の2回にわたって家の前のコンビニを訪れたことが確認された。当時Aさんは、マスクを着用していたことも確認された。

木浦市の関係者は、「監視カメラの分析などを通して、Aさんが自己隔離規則に違反したことが確認された」とし、「木浦市民の安全のために、さらに厳密に管理し、違反時には処罰されるゆえ、自己隔離規則を必ず守ってほしい」と語った。

これに先立ち木浦市は、先月31日にも自己隔離規則に違反したBさん(58)を捜査機関に告発していた。

Bさんは先月23日、全羅南道7番目感染者と同じ病院にいたことが確認され、自己隔離していた。しかしBさんは、気分転換のため、先月30日の午後1時から3時30分まで、家の近くの公園を訪れていたことが確認された。

なお、木浦市における現在の自己隔離対象者は、国内での発生者56人、海外からの入国者127人の計183人である。
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