ベトナムのフック首相と電話会談する文大統領(青瓦台提供)=3日、ソウル(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
ベトナムのフック首相と電話会談する文大統領(青瓦台提供)=3日、ソウル(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は3日、ベトナムのフック首相と電話会談し、新型コロナウイルスへの対応について、東南アジア諸国連合(ASEAN)と韓中日の3カ国が再び協力すれば賢く克服できるだろうと話した。青瓦台(大統領府)の姜珉碩(カン・ミンソク)報道官が伝えた。ベトナムは今年ASEANの議長国を務めており、韓国政府が推進している新型コロナウイルスを巡る国際連携強化に向けたASEANプラス3(韓中日)首脳による特別テレビ電話会議を念頭に、ASEANプラス3の協力の重要性と会議開催に向けた意思を強調したものとみられる。  今回の電話会談で両首脳は、ASEANプラス3の首脳による特別テレビ電話会議を開催するために協力することで一致。フック首相は4月初めを目標に推進中の特別テレビ電話会議が開催されることを期待すると述べた。 これに対し文大統領は特別テレビ電話会議について、開催するのにふさわしい時期とし、「わが政府も会議の成功のためにベトナム側と緊密に協力する」と応じた。同会議を機に日本の輸出規制などで関係が冷え込んでいる韓日が協力するのかにも注目が集まる。 文大統領はASEANプラス3が1997年のアジア通貨危機を機に始まったことに触れながら、今回も新型コロナウイルスによる危機を克服するために協力を強化しなければならないとの考えを示した。
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