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労働新聞によると、超大型放射砲は朝鮮人民軍の部隊に引き渡されるもので、戦術・技術的な特性を改めて確証することを目的に国防科学院が試射を実施した。
北朝鮮は今年に入り4回、短距離の飛翔体を発射している。金委員長が立ち会わなかったとすれば今回が初めて。相次ぐ発射に対する国際社会の懸念と非難を意識したという分析もある。
労働新聞が兵器の発射と標的に命中させる場面らしき写真を掲載したのも1面ではなく3面だった。党中央委員会で軍需を担当する李炳哲副委員長ら軍需工業部の幹部と、国防科学研究部門の幹部が指導したという。李氏は「超大型発射砲の武器体系の作戦配備は、国家防衛に関する党中央の新たな戦略的企図を実現する上で非常に大きな意義を持つ重大な事業」と強調した。
韓国軍は29日、午前6時10分ごろに北朝鮮東部の江原道・元山付近から朝鮮半島東側の東海に向けて短距離弾道ミサイルと推定される飛翔体2発が発射されたと発表した。飛行距離は約230キロ、高度は約30キロで、これを踏まえ韓国軍と政府関係者は超大型ロケット砲の可能性が高いとみていたようだ。
韓国軍当局は、北朝鮮が「超大型放射砲」と呼ぶ兵器は命中率を上げるために誘導装置をつけたと分析している。
また、労働新聞がこの日掲載した写真を見ると、1台の移動式発射台に円筒型の発射管が六つ搭載されているのが分かる。これまで「超大型発射砲」として公開した写真では、発射管は四つだった。
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