韓国警察、n番部屋事件で「博士部屋」の会員1万5千人のID確保し強制捜査へ(画像:news1)
韓国警察、n番部屋事件で「博士部屋」の会員1万5千人のID確保し強制捜査へ(画像:news1)
韓国警察が、チョ・ジュビン容疑者(25)が運営していたTelegram(テレグラム)内「博士(パクサ)部屋」の会員1万5000人のID(アイディー)を確保し、今週中にも強制捜査に突入する。

 また、チョ容疑者の自宅で確保したチョ容疑者所有のスマートフォン9台を含めたデジタル証拠品200数点を分析している。

 ソウル地方警察庁関係者は30日午前、庁舎でおこなわれた記者懇談会で「現在までに集めた資料を分析した、会員数はニックネームを収集した際に重複者を除外し1万500件」とし、「有料と無料の部屋(チャットルーム)を掛け持ち利用していたものを合算した数字」と説明。

 しかし、1人が複数のニックネームを使用していた可能性も念頭におき、現時点では1万5000人という会員数が実際の会員数であると断定するのは「難しい」と述べた。

 警察は、1万5000人の会員のうち、博士部屋で性搾取物を共有した人物について、今週中に強制捜査をおこなう方針。警察側は「全ての共犯者について捜査中であり、現在までに検挙した14人が主犯格であるとすると、今後の捜査は有料会員に捜査を広げる」とし、「電子マネーや仮想通貨資料と通して、有料会員への捜査に集中する」と明らかにした。

 一方、韓国で問題となっている“Telegramのn番部屋事件”とは、女性を脅して撮影したわいせつ画像をSNS上で数十万人が共有していた事件。組織的なデジタル性犯罪で、20万人以上の有料会員が存在していたとされる。また、被害女性は未成年者を含み70人以上にのぼることがわかった。


Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0