文大統領(青瓦台提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
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【ソウル聯合ニュース】世論調査会社、韓国ギャラップが27日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週より6ポイント上昇した55%となり、2018年11月第1週以来の高水準となった。 不支持率は3ポイント下落した39%だった。 調査は24~26日、全国の18歳以上の1001人を対象に実施された。 韓国ギャラップは文大統領の支持率が50%を超え、不支持率が40%を下回るのは18年11月第5週以来の1年4カ月ぶりだと説明した。 文大統領を支持する理由としては回答者の56%が「新型コロナウイルスへの対処」を挙げた。 一方、4月15日投開票の総選挙の比例代表選を巡り、与党「共に民主党」など与党陣営が参加する「共に市民党」に投票するとの回答が25%で、最大野党「未来統合党」が発足させた「未来韓国党」は24%だった。 与党系新党「開かれた民主党」と「正義党」はいずれも9%、「国民の党」は6%だった。無党派は24%。 韓国ギャラップは「共に民主党の支持層の比例政党選びが共に市民党(59%)だけでなく、開かれた民主党(15%)、正義党(10%)に分散された結果」と説明。「選挙が近づいている時期にむしろ無党派が増えた」として、「新しい選挙制度の導入で判断を見送ったか、比例代表中心に政党が再編されている様子を見極める有権者が多い」と分析した。 政党別支持率は共に民主党が前週より1ポイント下落した37%、未来統合党は1ポイント下落の22%だった。 正義党が5%、国民の党が4%などだった。 「現政権を支援するため、与党候補が当選すべきだ」との回答は46%で、「現政権をけん制するため、野党候補が当選すべきだ」の40%を上回った。
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