新型肺炎の検査から大変身を遂げたドライブスルー…オーガニックの農産物販売=韓国(提供:news1)
新型肺炎の検査から大変身を遂げたドライブスルー…オーガニックの農産物販売=韓国(提供:news1)
新型コロナウイルスの検体検査において、全世界で採り入れられているドライブスルーが、図書の貸し出しや鮮魚の販売に続き、農産物直販にも導入され、応用される分野が多様化している。

 韓国京畿道龍仁市は、27日午前11から午後2時の間、市役所の青空広場でオーガニックの農産物を販売するドライブスルーマーケットを開く予定だ。新型コロナウイルスの影響で、農産物を出荷できず、困難に直面している農家を支援するためだ。

 今月19日、市役所と市教育支援庁(日本の教育委員会に相当)、農協職員を対象に、1000万ウォン(約90万円)分のオーガニックの農産物販売キャンペーンを行ったのに続き、市民にも販売を拡大することになる。

 市と農協龍仁市支部が共同主管したこの日の行事で、白菜、ほうれん草、キュウリなど6品目にわたるオーガニックの農産物が入った1万ウォン(約900円)分の小包500個と4000ウォン(約360円)のアジサイ200本、1kg 8000ウォン(約720円)のイチゴ150パックを販売する予定だ。

 購入希望者は、車に乗って市役所1階の駐車場で注文をして支払を済ませた後、農産物を受け取って車を運転し、駐車場の外に出れば購入完了である。市民であれば誰でも個数制限なく購入できるが、オーガニックの農産物が入った小包を購入すると、2000ウォン(約180円)相当のサラダ野菜を無料でもらえる。

 市の関係者は、「困難に直面している農家を助けることはもちろん、他人と接触しなくても新鮮な農産物を便利に購入できる今回の行事に多くの市民が参加してほしい」と話した。

 京畿道驪州市立図書館は、今月17日から乗車したまま本の貸し出しができる「本ドライブスルー」安心貸出サービスを実施している。このサービスは、驪州市立図書館の小さな図書館を除く4か所の図書館で実施されている。

 また、慶尚北道浦項市では14日、15日、21日に南区九龍浦海水浴場、北区七浦海水浴場などで鮮魚をドライブスルー形式で販売した。
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