最近になって海外からの新型コロナウイルス感染者の急増により、ソウル市の感染者数も毎日2桁以上増えている(提供:news1)
最近になって海外からの新型コロナウイルス感染者の急増により、ソウル市の感染者数も毎日2桁以上増えている(提供:news1)
最近になって海外からの新型コロナウイルス感染者の急増により、ソウル市の感染者数も毎日2桁以上増えている。

 ソウル市は22日午前10時現在、前日より10人増えた324人が感染確定の判定を受けたと明らかにした。このうち海外で感染した者は、前日より3人増えて50人と発表された。

 これらの感染者は、フランスとドイツ、フィリピンなどを訪問した後、確定判定を受けた。江西区では今月18日午後にフィリピンから入国した30代の女性が、21日に確定判定を受けた。

 西大門区では29歳の女性が、フランスとドイツなどを訪問した後、21日に確定判定を受けた。この女性と一緒に暮らす30代の男性も18日から症状が出て、同日確定判定を受けた。

 永登浦区では、ドイツから帰国した20代の男性が21日、確定判定を受けた。シンギル5洞に居住するこの男性は、13日に仁川空港から入国した。

 21日の感染者は、前日より14人増えた314人だった。 14人のうち海外で感染した者は8人だ。海外で感染した者が訪問した国は、米国、フィリピン、カナダ、スペイン、カタールである。

 20日には、前日より18人増えた300人を記録したが、18人のうち海外で感染した者は6人だった。19日には、前日より12人増えた282人であったが、12人のうち海外で感染した者は6人で、海外からの感染者は累計で33人にのぼった。

 このように海外で感染した者は、ソウルでは九老コールセンター関連の感染者(93人)の次に多く占めている。

 今月16日から21日まで、ソウル市内において海外から入国した感染者69人のうち、20代および30代は35人であった。海外を訪問して21日に確定判定を受けた3人も1990年と1991年生まれである。

 海外からの「逆輸入」感染者が増え、韓国政府は今月22日以降、ヨーロッパから国内に入って来るすべての入国者を対象に新型コロナウイルスの診断検査を実施する予定だ。
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